出光興産株式会社の若手社員勉強会が開催されました

2017年10月13日

10月5日に本学六甲台キャンパスにおいて、出光興産株式会社の若手社員勉強会が開催されました。

本勉強会は、2012年以降に入社された若手社員が出光佐三店主について学び、出光社員の一員として誇りを持つことを目的としており、好天の中、18名の男女若手社員と4名の引率の方、計22名の方々が来学されました。

勉強会は、まず六甲台本館で本学附属図書館大学文書史料室の野邑室長補佐から「神戸大学史にみる出光佐三の熱い活躍」と題し、パワーポイントを使用した講演が行われました。

講演は、神戸大学の沿革から始まり、神戸高商が日本で初めて商業学校出身者に門戸を開いたこと、それゆえ出光佐三氏が神戸高商に入学できたこと、入学後、出光佐三氏が柔道部の基礎を築かれたことや神戸高商での勉学や友人との議論が「人間尊重」という経営理念につながったこと、恩師である水島銕也校長からの薫陶、そして卒業後に起業した会社が敗戦により海外全店が閉鎖され、多額の借金を抱えて苦境に立たされていたにもかかわらず、GHQによる学舎接収回避にご尽力され、母校の危機を救われたこと、神戸大学の代わりに土地(現在の百年記念館立地等)取得にご尽力されたこと、そして、出光興産創業百周年記念事業の一環として、出光興産株式会社様から六甲台講堂の再生に多大なるご支援をいただいたことを顕彰し、同講堂を「出光佐三記念六甲台講堂」に改称したことなどが、わかりやすく解説されました。

講演後は、出光佐三記念六甲台講堂や兼松記念館(映画「海賊とよばれた男」のロケ地)を見学し、附属図書館では、出光佐三氏が目にされたかもしれない神戸高商時代の図書の紹介もありました。

最後は、百年記念館から大阪湾を眺めていただき、解散となりました。

この勉強会を通じて、若き日の創業者の信念と、戦前・戦中・戦後を通じた母校(神戸高商や神戸大学)との深い関わりや絆を感じていただけたのではないかと思います。


      

(企画部社会連携課)