国立研究開発法人 防災科学技術研究所 (理事長:林春男)、兵庫県および神戸大学は、「E-ディフェンスを活用した実大震動台実験に関するワークショップin兵庫」を下記の通り開催します。
本ワークショップでは、平成28年3月および平成30年1月に実施された実大三次元震動破壊実験施設 (E-ディフェンス) を活用した「遮水シートを用いたため池堤体の耐震性に関する研究」から得られた知見に基づき、ベントナイト系の遮水シート工法により改修されたため池堤体の耐震性や、耐震改修の現状を踏まえた今後の展望等について、実務者を始め、ため池に携わる幅広い方々による意見の集約を行い、また、情報を共有いたします。
本ワークショップは、平成29年10月に実施した「ため池堤体の遮水シート工法に関するワークショップin兵庫」に引き続き2回目となります。大変分かりやすい内容となっておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
- 名称
- E-ディフェンスを活用した実大震動台実験に関するワークショップ in 兵庫
― ため池堤体の遮水シート工法の研究成果と今後の活用 ― - 日時
- 平成31年2月8日 (金) 14:00 – 16:00
- 会場・定員
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兵庫県民会館 (神戸市中央区下山手通4-16-3)
11階「パルテホール」
定員100名 (先着順・参加無料) - 主催
- 兵庫県、国立大学法人神戸大学、国立研究開発法人防災科学技術研究所
- 対象
- ため池の耐震設計や施工に関わる国・自治体の関係者、設計会社、メーカー等
- 申込み方法
-
こちらの
「兵庫県電子申請システム」にアクセスし、必要事項をご入力の上、お申込みください。
(※受付は終了しました。)
プログラム
- 開会挨拶
- (松久 士郎 兵庫県企画県民部防災企画課長)
- 発表・会場との意見交換
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- 兵庫県におけるため池の安全対策 (20分)
(谷本 幹夫 兵庫県 農政環境部農地整備課農村環境室) - 近年の土構造物の被害 (20分)
(中澤 博志 防災科学技術研究所 地震減災実験研究部門) - ため池堤体の遮水シート工法に関する実験研究プロジェクトの概要 (20分)
(森田 明平 兵庫県 企画県民部防災企画課) - 実大震動実験から得られた知見及び今後の展望 (30分)
(澤田 豊 神戸大学 農学研究科) - 会場との意見交換 (20分)
- 兵庫県におけるため池の安全対策 (20分)
- 閉会挨拶
- (梶原 浩一 防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター長)
注) 公演時間は目安です。また、講演者や内容は、一部変わる可能性があります。