Kobe University

人間発達環境学研究科とUR都市機構が「超高齢社会での地域課題の解決」を目指して連携協定を締結しました

2021年12月13日

「超高齢社会での地域課題の解決」を目指して連携・協力

神戸大学大学院人間発達環境学研究科は、2021年12月10日に、独立行政法人都市再生機構西日本支社兵庫エリア経営部と、超高齢社会での地域課題の解決を目指した連携・協力協定を締結しました。

締結式では、片桐恵子 人間発達環境学研究科附属 発達支援インスティテュート アクティブエイジング研究センター長による協定内容の紹介の後、青木茂樹人間発達環境学研究科長、保田敬一郎西日本支社兵庫エリア経営部長により協定書への署名が行われました。

人口減少、少子高齢化などを背景に超高齢化社会が問題となる中、本研究科では高齢化というグローバルな社会問題に対して学際的なアプローチで研究を進めています。一方、UR都市機構では地域包括ケアシステムの実現に向けてUR団地を活用した「地域医療福祉拠点化」の取組みを推進しています。

この協定締結により、今後は、UR団地をフィールドに研究や教育実践を通じて協働し、単身高齢者の増加や住民交流の希薄化など超高齢社会が抱える多様な問題解決に向けた取り組みを進めてまいります。

本取り組みに基づく連携・協力事項
  • 健康寿命の延伸に関する事項
  • 社会的孤立・孤独の予防に関する事項
  • 地域コミュニティにおける社会的ネットワークの形成に関する事項
  • 上記の目的に資する調査、研究、効果検証の推進に関する事項
今後の取り組み予定
  • 大学による団地にお住まいの方への生涯学習機会の提供
  • 高齢者を対象とした大学生のフィールド研修による異世代交流
  • ICTを利用した地域コミュニティにおける社会的ネットワーク形成に関する研究

関連情報

(人間発達環境学研究科)