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新型コロナワクチン3回目接種において産学官連携 - 大規模接種オペレーション「神戸モデル」によりノエビアスタジアム神戸で1日最大4,000回の接種を実現 -

2022年01月28日

神戸市、神戸大学、神大病院、神戸市民病院機構、神戸市薬剤師会、楽天、楽天メディカル、ヴィッセル神戸が、ノエビアスタジアム神戸を会場とする「新型コロナワクチン3回目接種」において連携

神戸市、神戸大学、神戸大学医学部附属病院 (以下「神大病院」)、地方独立行政法人 神戸市民病院機構 (以下「神戸市民病院機構」)、一般社団法人 神戸市薬剤師会 (以下「神戸市薬剤師会」)、楽天グループ株式会社 (以下「楽天」)、楽天メディカル株式会社 (以下「楽天メディカル」)、楽天ヴィッセル神戸株式会社 (以下「ヴィッセル神戸」) は、ヴィッセル神戸のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」を会場とする新型コロナワクチン3回目接種において連携し、1月29日から神戸市の高齢者施設等の入所者以外の一般高齢者向けに、また、準備が整い次第一般市民向けに接種を開始しますのでお知らせします。なお、1回目・2回目の接種が終わっていない方の接種も対象とし、1日あたり3,500回、最大で4,000回の接種可能数を予定しています (注)。

本3回目接種において、神戸市は実施主体としてワクチン接種オペレーション全体を指揮監督します。神戸大学および神大病院は、医師、医学部等の学生、看護師、薬剤師等の医療従事者を、神戸市薬剤師会および神戸市民病院機構は薬剤師を派遣するとともに、関係機関と連携して医療上の観点からオペレーションを監督します。ヴィッセル神戸は「ノエビアスタジアム神戸」の施設提供やスタッフ支援等を、楽天は会場オペレーション設計や運営、改善業務を行います。楽天メディカルは、1回目・2回目大規模接種での経験を生かし、運営や改善業務における助言や協力者間のコーディネートを行います。

なお、「ノエビアスタジアム神戸」では、国内初の産学官連携による大規模接種オペレーションとして「神戸モデル」を確立し、2021年5月31日から2021年12月15日まで、1回目・2回目の新型コロナワクチン接種を1日最大7,000回、累計約37万回実施してきました。

「神戸モデル」では、受付から接種までの所要時間を約3分半まで短縮できるオペレーションや、接種者側が衝立を挟んで2つのブースに入れる構造を採用するなど、最少人数で安全かつ迅速な接種を実現します。また、オンライン予診も導入し、医師が接種会場に来ることなく接種業務を担える体制を整備することで、効率的な医師の確保を可能とします。本3回目接種においても本モデルに基づき実施します。

今後も、安心してワクチン接種を受けられる環境を整え、一日も早いコロナ禍の終息に向けて貢献できるよう、最大限の協力・取り組みを進めてまいります。

(注) 最新の接種実施・予約受付方法・状況は神戸市ホームページ「追加 (3回目) 接種のご案内 (新型コロナワクチン)」をご確認ください。

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(総務部総務課)