神戸大学は名古屋大学など3大学とともに東京大学協創プラットフォーム開発株式会社と複数大学共催の起業支援プログラムである「1stRound」に参画します。

「1stRound」では、大学内における技術の早期事業化に向けて、初動を加速させるための資金支援をはじめ、経営人材の育成・発掘、事業連携等のネットワークを共有することで大学の垣根を超えたベンチャー創出および育成を目指しています。なお、4大学の参画により、「1stRound」は国内最大規模を誇る8大学共催のプログラムとなります。

「1stRound」とは

2017年より東京大学を母体としてスタートし、審査を通過したベンチャーに対して、最初の資金調達を達成できる環境を提供するプログラムです。過去5年で累計52チームを採択し、会社設立・資金調達を支援しています。支援後1年以内の会社設立割合約95%、資金調達成功率約90%、大型助成金の採択率50%以上を達成しています。

これまでの本学の取組み

2020年に100%出資の子会社「株式会社神戸大学イノベーション」を設立してスタートアップ(ベンチャー)の育成に取り組み、2021年には「アントレプレナーシップセンター」を新設して、研究者の起業支援はもとより、学生を対象とした “起業部”の活動を通して、起業家精神の醸成や原石の研究成果を事業化に向けて注力してきました。

今後の展開

大学間で連携しながら、各大学関連ベンチャーの更なる裾野拡大と共に、大学周辺のイノベーション・エコシステムの構築・拡大を目指し、活動を展開して参ります。

より良いスタートアップ創出のためのコミュニティの醸成とともに、8大学が創出する先進的な技術研究・技術、起業を目指す大学関係者の一層の発掘・支援を広げ、スタートアップビジネス促進の加速を目指します。

募集・事前説明会

本プログラムは1年に2回実施しており、現在、第7回の公募が始まっています。

応募詳細は、プログラムページにてご確認ください。

  • 1stRound (1stRound プログラムページ)

[公募要領や採択された場合の支援内容などについての事前説明会]

共催大学

  • 国立大学法人 東京大学
  • 国立大学法人 筑波大学
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
  • 国立大学法人 東京工業大学 

(新たに参画する4大学)

  • 国立大学法人 神戸大学
  • 国立大学法人 東海国立大学機構名古屋大学
  • 国立大学法人 一橋大学
  • 国立大学法人 北海道大学

(連携推進課)