神戸大学の関連会社である株式会社神戸大学キャピタルは、民間資金のみを活用した、国立大学としては初めての大学ファンドを設立しました。

2023年1月31日に立ち上げた神戸大学ファンドは、神戸大学キャピタルが営業活動面を、SBI大学発ベンチャー育成支援株式会社が管理業務面を担い、共同で運営をしてまいります。

LP出資につきましては、SBI,三井住友銀行、神戸信用金庫、三井住友信託銀行、池田泉州銀行、みなと銀行の各金融機関からご賛同をいただき、20億円のファンドでスタート致しました。

神戸大学発のシーズを中心に支援していきますが、設立間もないプレシード投資にも対応致しますので、学内において、研究段階から起業段階までシームレスに支援する体制を構築する予定です。又、国立、公立、私学を問わず他大学発あるいは研究機関発のシーズであっても地方創生、地域活性化、他大学との連携に資するベンチャーであれば投資を行う予定です。更に、神戸大学は従来からアントレプレナー教育に力を入れ、在学生への支援を推進していますが、これを拡大し、既に社会に出て起業し活躍している卒業生も対象に支援していく予定です。

神戸大学ファンドは、神戸大学、神戸大学イノベーションと連携し、機動的な投資を行い、大学発及び地域活性化に資するベンチャー企業を支援してまいりたいと思います。

大学を育んできた地元神戸、兵庫を中心に、関西ひいては日本を活性化する起爆剤となるような投資活動を行ってまいります。


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(連携推進課)