2016年8月25日に本学附属中等教育学校の瀧本家康教諭が「2016年度日本気象学会奨励賞」を受賞しました。受賞業績は「大学ならびに地域と連携した気象防災教育の実践」です。日本気象学会は、研究を本務としない方々が行う調査や研究を奨励するために、「日本気象学会奨励金」制度を1970年に設けました。その後、実践的な気象教育を進めている方々にも奨励するように選考範囲を拡げ、さらに1998年には「奨励金」を表彰に重点を移した「奨励賞」と改め、毎年3件程度の表彰をしています。

今回、受賞対象となった瀧本家康教諭は、附属中等教育学校における卒業研究において、生徒とともに大学と連携した神戸市の気象・気候調査を実施し、その成果を学会等で発表してきました。さらに、神戸地方気象台と連携し、気象庁ワークショップモデル校として、気象防災教育の実践を実施し、その普及に努めています。

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