スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田 真治、以下スカパーJSAT)とバニヤン・パートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:釣 文男、以下バニヤン)と国立大学法人神戸大学大学院システム情報学研究科及び海事科学研究科(所在地:兵庫県神戸市、学長:武田 廣、以下神戸大学)は雲を識別するアプリ『くもろぐ』を共同開発し、各種アプリストアで無料公開※1を開始したことをお知らせいたします。

 雲識別アプリ『くもろぐ』は、雲の名前がすぐに分かるアプリです。スマートフォンやタブレットなどのカメラで撮影した雲の画像をそのままアプリに読み込ませ「この雲なあに?」で尋ねると、搭載している雲識別AIのKMOMY(くもみ)が雲の形(10種類)と雲の状態(下層・中層・上層の27分類)を教えてくれます。これらの種類や状態は世界気象機関(WMO)が定めている定義※2に沿って識別され、例えば「巻雲(けんうん)-通称:すじぐも」「高積雲(高積雲)-通称:ひつじぐも」「積乱雲(せきらんうん)-通称:にゅうどうぐも」といった、誰にでもなじみのある名前で教えてくれますのでお子様にもご利用いただけます。


『くもろぐ』画面イメージ

 「わたしの雲」機能では、識別された雲の画像に撮影した場所や日時の情報が自動的に記録されます※3ので、移り変わる季節や旅先での想い出を手軽に撮影・記録して雲日記などとしてもお楽しみいただけます。
 「みんなの雲を見る」機能では、他の人が撮影した雲画像を撮影場所や日時の情報と合わせてご利用いただけます。珍しい雲、かわいらしい雲、面白い形の雲、ちょっと自慢したくなるレアな雲など、自分が撮影したいろいろな雲画像をくもろぐ上で公開することもできます※4

 『くもろぐ』は、スカパーJSAT、バニヤン、神戸大学による産学官連携でのAI研究開発の過程で誕生しました。バニヤンの持つビジネスオリエンテッドのシステム設計力という強みと、AI開発の要となるアルゴリズム及び学習データセットに関して最前線の研究機関である神戸大学大学院システム情報学研究科及び海事科学研究科の監修・協力を得て本研究を進めており、近い将来には船舶気象観測を自動化することを目指しています※5

 今後も、スカパーJSAT、バニヤン、神戸大学は本共同研究を進め、またその過程で生まれた成果を広く一般の方にご利用いただけるよう努めていきます。


  • ※1  アプリのダウンロードにはご使用の通信キャリアへの通信料がかかります。
    対応端末:スマートフォン iPhoneアプリ:iOS 10以上、Androidアプリ:AndoroidOS 4.4以上
    (iPhone、iPod touch、iPad、iTunesは、米国および他国のApple Inc.、Android は、Google Inc. の商標です。)
  • ※2  世界気象機関について (気象庁HPより)
  • ※3  画像に日時や撮影場所の情報が含まれている場合。
  • ※4  2018年10月現在、SNSへは未接続です。くもろぐ上での共有となります。
  • ※5  国土交通省の「先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(先進船舶技術研究開発)」の支援対象事業(PDF形式)における「海上気象観測の自動観測・自動送信システムの開発」の一環で開発されました。スカパーJSATが、株式会社商船三井と古野電気株式会社とともに支援を受けています。

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